駐車場の解体・撤去、平面化、リニューアル等の改修・修繕施工事例

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施工事例駐車場 改修・修繕施工事例

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駐車設備の改修・修繕のお悩み解決

限られた敷地内で駐車台数を確保するため、マンションなどでは昇降式あるいは昇降横行式の機械式駐車設備が多く見受けられました。しかしながら、近年は車有率の減少や、車高の高い車種も増えた事などから、従来型の機械式駐車場へ駐車する台数が大きく減少しております。

施工事例 001 駐車設備/改修

地下駐車場平面化。費用削減効果と細やかな施工に"納得“

江戸川区/マンション

Before
After

データ

駐車設備
  • 立体駐車設備 単純昇降式
    3連2段×1基(6台収容)
  • 立体駐車設備 単純昇降式
    2連2段×1基(4台収容)
施工内容 駐車設備解体撤去、平面化(鋼板製床)
施工時期 2020年8月~9月

 ご相談内容

現地は小岩駅からほど近いエリアに位置するタワーマンション。検討対象となったのはマンション地下に設置された機械式立体駐車設備2基(収容台数10台)です。建物の竣工時から稼動していましたが、老朽化が進む一方でメンテナンスコストの負担増に、管理組合様は頭を悩ませていたそうです。管理組合様からは、マンション管理会社を通じて弊社に駐車設備改修の相談が寄せられました。

 ご提案と施工内容

駐車設備の再設置もしやすい平面化工法でお客様も納得

現場調査や管理会社様への聞き取りをもとに、当社が行った提案は、当該駐車設備の撤去と鋼板製床による平面化でした。鋼板製床は、駐車設備撤去後ZAM鋼板により平面化する工法で、防錆性に優れているのが特徴です。
提案時には、メンテナンス費、補修費などの経費削減効果に加え、今後再び収容台数を増やしたい場合でも新たな立体駐車場を施工しやすいメリットなどをご紹介。大規模な撤去・平面化工事にも安心してご賛同いただくことができました。

細心の注意が求められる地下駐車場での解体工事

現地は地下駐⾞場のため、解体搬出時の資材接触や騒⾳などには細⼼の注意を払いながらの施⼯となりました。解体時の埃が他の駐⾞⾞両に付着しやすいことから、施⼯時には⼗分な換気を⾏い、作業開始時や終了時にも丹念に清掃を⾏いました。
また、どこよりも短い⼯期と安全性を考慮し、現地マンション近くの、⽴体駐⾞設備施⼯実績の豊富な協⼒会社を厳選。施⼯後には、迅速できめ細かいアフターサポートが可能となりました。

 施工後のお客様の声

それまでの機械式駐車設備のメンテナンス費用は、利用者数の増減に関係なく年間数十万円にのぼっており悩みのタネでしたが、平面化施工後は経費を大幅に削減。さらに今後、再度機械式駐⾞設備を設置することになった場合でも導⼊しやすい施⼯⽅法をご提案いただくなど、東洋ビルメンテナンスさんの説明は大変説得力がありました。丁寧で気配りのある工事の進め方も納得。新たな平面駐車場は何よりも使いやすく、利用者にも好評をいただいております。

施工事例 002 駐車設備/改修

「平面化」でメンテナンス費用を大幅削減。RCスラブ工法で見映えと強度を向上

横浜市/マンション

Before
After

データ

駐車設備 立体駐車設備 単純昇降式
3連3段×2基(18台収容)
施工内容 駐車設備解体撤去、平面化(RCスラブ)
施工時期 2022年5月~7月

 ご相談内容

駅近マンションは交通利便性がよく住まいとしては好環境です。しかし皮肉なことに、その利便性ゆえに居住者の車離れが顕著になっているのも現実のようです。
今回ご相談を頂いたのも、こうした駅近マンション。機械式駐車設備を備えるも利用者はここ数年で徐々に減少。収容可能台数に対して12台以上が空き。利用者のあるなしに拘わらず発生するメンテナンス費用が今では重い負担となり、機械式駐車設備の撤去と平面化を検討することになりました。

 ご提案と施工内容

地盤強度などを考慮し、耐荷重性に優れたRCスラブによる平面化

当社からは、既設機械式駐⾞設備の解体・撤去と平⾯化⼯事をご提案しました。管理組合様には平⾯化によるメリットとして、メンテナンスコストの⼤幅な軽減と車の⼊出庫などのしやすさ、駐⾞場管理の容易性などをお伝えしました。平⾯化⼯法としては、地盤を考慮して耐荷重性の⾼さが特⻑の「RCスラブ」を採⽤しました。

入居者・駐車場利用者の負担を最小限にする施工計画

施工時は、作業場近くに居住者の方の車があることから、最大の注意を払う必要がありました。また、本工事に伴う車両移動についてはコスト削減のため敷地内に臨時駐車場を設けました。外部に借りる駐車場台数を減らし管理組合様のご負担を最小限にしながら工事を完了できたものと思います。

 施工後のお客様の声

強度の高い平面化工法を採用していただくなど、安心してお任せできるご提案と工事をしていただいたことが何より有難かったです。頭を悩ませていたメンテナンスコストも、少なくとも今後何年かはノーコストで済みそうです。またコンクリート舗装された新たな駐車場は、機械式にあった凹凸がなくフラットなので、車の入出庫や掃除がしやすくなり、掃除をしてくれる管理人さんにも喜ばれました。

施工事例 003 駐車設備/改修

立体駐車設備の「一部平面化」で無駄なメンテナンスコストをカット

川崎市/マンション

Before
After

データ

駐車設備 立体駐車設備 単純昇降式
2連2段×1基(4台収容)
施工内容 駐車設備解体撤去、平面化(鉄板製床)
施工時期 2021年7月

 ご相談内容

ご相談をいただいたのは川崎市中原区のマンション。住民用に昇降式機械式駐車場を設置しているものの、いつの頃からか利用率が減少したそうです。改めて現地調査したところ25台の収容台数に対して利用されているのは18台という状況(背景には車高の高い車の普及や若い人たちの車離れがあると考えられます)。さらにパレットの老朽化も目立っていました。
利用者の減少や老朽化はすぐにメンテナンス費の負担増に直結します。駐車時の利便性を考慮し、さらにコスト低減を実現する駐車設備改修は今や"待ったなし"の課題となっていました。

 ご提案と施工内容

駐車場利用率に応じて、機械式駐車設備を"一部"平面化

当社が行った提案は、既設の駐車設備・単純昇降式 2連2段×1基(収容台数4台)を解体撤去し、平面化するというもの。平面化工法については「鋼板製床」をご提案しました。鋼板製床は平面化した床部分に鋼板を設置する工法で、工期が短いことも特長のひとつです。鋼板には耐食性・防錆性に優れたZAM鋼板を使用。長期間にわたって腐食を防ぎメンテナンス性を大幅に改善します。
平面化の利点は車の入出庫がしやすくなる点が挙げられますが、実際に当案件では、収容車諸元全幅を従来の1850mmから1900mmまで広くなり、より入出庫をスムーズにすることができました。

資材搬出入が難しい立地環境への対応と工期の短縮

当施工例では、マンションの立地や駐車場環境に起因する制約がいくつか重なり実際の工事を難しくしていました。マンションにアクセスする道路が狭く、解体物の搬出や新規資材を搬入する際は、誘導員を配置した上で運搬車を後進させて行いました。また途中には高さ制限箇所もあり、小型移動式クレーンの設置や資材の台車引きといった作業も必要となりました。駐車場利用者へのご迷惑を最小限にするため、最大限の配慮と工期の短縮化を図り、最終的には無事に施工を終えることができました。

 施工後のお客様の声

資材の運搬⾞がアクセスしにくく、さらに⼯事対象外の駐⾞場利⽤者の⾞が出⼊りするなど、⼯事を進める上で難しい条件が重なる中、想定以上の短い施⼯期間で作業していただき感謝しております。メンテナンス費用の圧縮はもちろんのこと、施⼯後は外観に加え、⾞の⼊出庫も以前よりスムーズになり、利便性も大きく向上しました。平⾯化の⼯法や利点など丁寧にご提案いただき、理想的な駐⾞場改修ができたことに満⾜しております。

施工事例 004 駐車設備/改修

機械式駐車場が老朽化で稼働率半減。経済性と利便性を兼ねた平面化提案

横浜市神奈川区/マンション

Before
After

データ

駐車設備 立体駐車設備 単純昇降式
2連2段×1基(4台収容)
施工内容 駐車設備解体撤去、平面化(鋼板製床)
施工時期 2021年7月~8月

 ご相談内容

現地は国道に面した地上11階建てのマンション。エントランス脇に設けられた屋外駐車場の他に屋内駐車場があり、その一部は地下1段/地上1段の油圧式昇降型駐車設備になっています。
この立体駐車設備が今では老朽化。設備のリニューアルも考えたものの、新築時のメーカーはすでに製造を中止しており、現地に合った立体駐車設備が見つからないという状況でした。管理組合様から、マンション管理会社を通じて当社にご相談をいただき「平面化」を進めることになりました。

 ご提案と施工内容

激しい老朽化の影響で駐車設備の下段は使えず…

こちらの機械式駐車設備はマンション新築時に設置されたもので、当時から既に28年が経っていました。老朽化も激しく、シリンダー部から潤滑油漏れがあり2段式駐車設備のうち上段だけ稼動している状態でした。下段は車高の高い車が使用できない等、使い勝手にも問題があったようです。利用者が少なくなってもメンテナンス費は定期的にかかります。利便性や経済性を考えれば立体駐車設備の撤去と平面化は当然の成り行きだったと言えるでしょう。

ビル躯体にかかる荷重負荷を考慮した鋼板製床工法

マンション1階部分=建物内の平面化工事では荷重などによってビル躯体に影響を及ぼさないような工法が求められます。そこで当社がご提案したのは「鋼板製床」と呼ばれる⼯法。鋼板製床はピット部分に鋼製の床を設置するもので建物への負荷が小さく、比較的短い工期で施工できる特長があります。
また、鋼板には耐食性、防錆性に優れたZAM鋼板を使用。さらに滑り止め塗装を施しスムーズな車の入出庫を可能にしました。

 施工後のお客様の声

2度目の依頼ということもありご提案から施工までタイムロスなくスムーズに工程を進めていただきました。施工期間も短縮でき、大変満足しています。駐車場の利用状況や利便性などさまざまな面から的確な提案をいただけたのも有難かったです。平面化により、外観はもとより、入出庫も便利になり利用者からも喜ばれています。

施工事例 005 駐車設備/改修

駐車場平面化。コスト、納期、安全確保と住民生活への配慮が成約の決め手

川崎市/マンション

Before
After

データ

駐車設備 立体駐車設備 単純昇降式
2連3段×1基(6台収容)
施工内容 駐車設備解体撤去、平面化(鋼板製床)
施工時期 2021年10月

 ご相談内容

利用者が少なくなった機械式立体駐車場のメンテナンスコストを削減するため「駐車場平面化」を検討するマンションが増えています。しかし住民の方のさまざまな意見を集約するマンション理事会にとって、ことはそう簡単ではありません。施工コスト、将来生じるかもしれない駐車場不足、さらには施工中の近隣対策など、懸念事項が尽きません。
今回ご相談マンションも機械式⽴体駐⾞設備が導⼊されていましたが、近年になって稼働率は減少。空き区画が⽬⽴つようになり理事会などでもメンテナンス費の無駄が指摘されており、「平面化」を検討することになりました。

 ご提案と施工内容

コスト性に優れ、将来も安心な鋼板製床による平面化

当社からは、短期間で竣工でき、低コストかつ耐食性に優れた「鋼板製床」による平面化をご提案。メンテナンス費を削減できる一方で、将来、収容台数を増やしたい時には再度立体駐車場を施工しやすい工法であることも、お客様の安心につながりました。

工事の進捗周知や安全確保など住民の生活を第一に考える

当社では工事期間を短縮化に努めるとともに、マンション玄関にホワイトボードを設置してその日の作業を周知するなど、住民の皆様の生活の妨げにならないことを第一に考えました。また、近隣対策にも十分配慮し特に工事の音や粉塵の飛散などには万全の配慮を心がけました。さらにマンションに面する道路が狭いこともあり、資材の搬入搬出時に工事車両を横付けする際には、警備員を配備して歩行者、車両の誘導と安全性確保に努めました。

 施工後のお客様の声

駐車設備のメンテナンス費削減という目標から始まった「平面化」工事でしたが、相談して初めて「業者選び」の大切さを実感しました。東洋ビルメンテナンス株式会社は、コストだけでなく将来性まで見据えた工法提案に説得力があり、工事現場の安全確保もしっかりしている点など、とても信頼できる業者と感じました。無駄のない短い工期で、しかも住民の暮らしに配慮しながら工事を進めていただいたことにも非常に感謝しています。

施工事例 006 駐車設備/改修

機械式駐車場平面化で維持費削減へ。ニーズに合わせた工法で提案

江東区/マンション

Before
After

データ

駐車設備 立体駐車設備 単純昇降式
2連3段×1基(6台収容)
施工内容 駐車設備解体撤去、平面化(RCスラブ)
施工時期 2021年10月~12月

 ご相談内容

利用者の少なくなった立体駐車場の対処に悩む江東区のマンションからご相談を頂きました。
現地を訪れたところ、駐車場スペースがありましたが、あまり広くはなく、限られた面積を有効活用するため機械式駐車設備が導入されたようです。既設の機械式駐車設備は単純昇降式2連 3段×1基、横行昇降縦列式3連5段24台×1基。そのうち1基については収容台数6台に対し、1台分しか稼動していないという状況。利用率にそぐわないメンテナンス費を抑えることが管理組合様の抱える課題となっていました。

 ご提案と施工内容

コストと利用者ニーズ、将来性のバランスを考慮してプランを選択

メンテナンスコストの削減を優先課題と考え、当社では機械式駐車設備2基の平面化をご提案。平面化工事については工期を短縮できる「鋼板製床」と強度や景観性に定評のある「RCスラブ」の2案をご提示しました。
管理組合様にて、当社のプランを総会で検討した結果、機械式駐車場のニーズも一部にあることから、2連のみ「RCスラブ」で平⾯化し、残りの横行昇降式は部品交換だけを行い継続使用することになりました。また、部品交換は他社が⾏いましたが、利⽤者の⾞両移動が⼀度で済むよう、スケジュールを調整し、同時期に施⼯することができました。

 施工後のお客様の声

管理会社さんから平面化の予備知識を教えてもらっていましたが、東洋ビルメンテナンスさんの提案を受けて改めて施工プランの重要性がわかりました。2基あった機械式駐車設備を1基にすることで課題だったメンテナンスコストを削減できました。またRCスラブで床舗装したことで、空間がすっきりし、機械的な印象が和らぎ見た目にも暖かみが出たように感じます。現場の養生もしっかり対策していただき、安全面でも工期の面でも安心して施工をお任せできました。

施工事例 007 駐車設備/改修

築19年、老朽化がしのびよる機械式立体駐車場のコスト削減計画

東京都板橋区/マンション

Before
After

データ

駐車設備 立体駐車設備 横行昇降式
6連3段×1基(17台収容)
施工内容 機械式駐車場1基の撤去、駐車設備解体撤去、一部平面化、一部入替
施工時期 2021年8月~9月

 ご相談内容

ご相談を受けたのは築19年になるマンション。地上2段地下1段の横行昇降式駐車設備(収容台数17台)が設置してありました。
老朽化によりパレットや部品等は錆や腐食が進んでおり、改修が必要な状況でしたが、管理組合様のご要望は、既存駐車設備を撤去し、一部平面化、一部入替を行いたいというものでした。駐車場利用者減少からのメンテナンス費削減と附置義務台数確保を両立させたいとの事情があるようです。

 ご提案と施工内容

平面化・新規設備の導入でメンテナンス費用を大幅に圧縮

機械式駐車設備を6連撤去し、2連鋼板製床、3連入替工事を行いました。これは地下部分の埋め戻しをせずに、また躯体への荷重負荷の少ない鋼板を使用するもので、比較的工期が短く済み、コスト的にも有利な工法です。部分的に平面化した箇所のメンテナンスは不要になり、これまで大きな負担となっていたメンテナンス費の圧縮効果は非常に大きくなります。また、同時に機械式駐車設備のリプレースを行いました。こちらについても老朽化に伴う部品交換や改修に伴う費用の削減につながりました。
新基準である各連ゲートや無人確認ボタンが導入されたことにより、安全性も向上しました。

道路状況での資材搬出入及び重機選定の難しさ

駐車場出入口付近の道路は、幅が狭く住宅が密集していることから制約があり、工事の難易度が高くなっていました。現場に適切な小型移動式クレーンや台車引きによる小運搬等の選定により、居住者様へのご迷惑を最小限にし、無事工期内にて工事完了することができました。

 施工後のお客様の声

限られたスペースに多くの車を収容するため、マンション竣工時から立体駐車設備を導入し、それなりに役割を果たしてきていましたが、昨今の駐車場利用率低下にともない設備メンテナンス費の負担が大きくなっていました。利用者数に合わせた適正な収容力を考え、一部を平面化、一部を設備リニューアルすることにしました。平面化した駐車スペースは格段に使いやすくなりましたね。約1カ月の工期でしたが、施工は混乱もなく非常にスムーズで、安心してお任せすることができました。

施工事例 008 駐車設備/改修

駐車場一部平面化でメンテナンス費削減へ

新座市/マンション

Before
After

データ

駐車設備 立体駐車設備 地上横行昇降式
4連4段×1基(13台収容)
施工内容 駐車設備解体撤去、グレーチング新設
施工時期 2022年1月

 ご相談内容

現地は新座市の住宅街にあるマンション。敷地には地上式駐⾞場が多数設置しておりましたが、駐⾞場契約者の減少からメンテナンス費削減のため⼀部平⾯化したいとのご要望でした。既存機械式駐⾞場は2階、3階に⾼さ制限があり、全⾼がある⾞は⼊庫出来ない事も契約者減少の要因になっているようです。
既存機械式駐車場は経年劣化が進み、近々更新が必要な時期であるため、長期修繕計画を見直した結果、平面化のご相談をいただきました。

 ご提案と施工内容

立体駐⾞設備と付属するルーバーパネル(目隠し)の撤去

機械式駐車設備を入れ替える場合は、新しい設備に合わせてルーバーパネルも⼊替しなければなりませんが、平⾯化することにより近隣から⾒える心配がなくなったため、撤去することになりました。景観の圧迫感がなくなりスッキリした印象になったことに加え、⻑期修繕計画的に見ても、かなりの費⽤削減となりました。

排水計画でのグレーチング新設

既存機械式駐⾞場の⼟間には溝があり、中央付近に釜場及び排⽔ポンプが設置されていました。平面化に伴い排水ポンプは撤去、溝は排水路として残すことにしましたが、溝をそのままにしておくと躓く危険性があるため、溝の上にはグレーチングを設置するよう計画しました。また、ハイヒール等が挟まらないようグレーチングは⽬が細いものを採用し、ご利⽤者様の安全性を確保致しました。

 施工後のお客様の声

メンテナンスコストを圧縮することを目標として施工をお願いしましたが、同時に、平面化工事後の排水計画からグレーチングを新設して頂き、非常に満足しています。さらに施工が終わって実感した、もうひとつの成果がありました。それは駐車場の景観性が良くなったこと。経年劣化した機械式駐車設備がなくなり、駐車場内がすっきりとして、利用者にも評判がよくなりました。

施工事例 009 駐車設備/改修

ご契約台数に合わせて機械式駐車場一部平面化

横浜市保土ヶ谷区/マンション

Before
After

データ

駐車設備 立体駐車設備 単純昇降式
6連3段×1基(18台収容)
施工内容 上記のうち3連3段(9台収容)を解体撤去、鋼板製床平面化
施工時期 2021年8月~9月

 ご相談内容

ご相談頂いたのは、最寄り駅から徒歩3分という好環境のマンション。交通の便の良さもあり、昨今は車を持たない居住者が増えているとの事で、やはり管理組合様の悩みは機械式駐車場の利用者減少。日ごとにかさむ機械式駐車設備のメンテナンス費の削減が急務となっていました。しかし、機械式駐車設備を1基全て平面化してしまうと駐車場が足りなくなってしまうことから、ご契約台数に合わせて3連のみ平面化する運びとなりました。

 ご提案と施工内容

将来的なリスクに備え、構造計算に基づいた最適工法をご提案

当社の提案は、単純昇降式6連3段のうち3連3段のみを平面化する収容台数6台減のプラン。平面化工法については、部分的に平⾯化することによる将来的なリスクを加味して構造計算を実施した上で、躯体に荷重が最もかからない「鋼板製床」をご提案しました。

短工期で駐車場利用者の負担を最小限に。残置機械式駐車場の間に安全フェンス設置も

平面化における鋼板製床の利点は躯体にかかる荷重が軽いだけではなく、施工期間が短く、施工後も短期間で駐車が可能なこと。実際、今回の施工期間は16日ほどでした(準備期間除く)。駐車場ご利用者の車両移動期間も短く、外部に借りる駐車場コストを軽減しながら施工を行いました。
また、残置する機械式駐車場との間に安全フェンスを設置することで、駐車場ご利用者の安全を確保しながらメンテナンス費削減を実現することができました。

 施工後のお客様の声

「機械式駐車場のメンテナンス費削減」という私どもの課題に対して親身に相談にのっていただき、確実にコスト削減という成果に導いていただき感謝しております。平面化工法の提案にあたっては、将来的なリスクも含めこちらの不利益がないよう、事前に構造計算をしていただくなど、信頼できる仕事をしていただきました。駐車場利用者への負担もあることから短期間で工事を終えていただいたことも非常に助かりました。

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